LS430後期 EUR仕様リヤフォグランプ


EUR仕様を極める為に必須アイテムのリヤフォグを装着



部品代は高価でしたが、簡単装着でリヤフォグ機能を手にする事ができました。 
写真は装着後にリヤフォグを点灯させた時のメーターです。グリーンがフロント 
フォグ、オレンジがリヤフォグのインジケーターになります。         
国内メーターは標準仕様・寒冷地仕様共通で、リヤフォグの絵はパネルに最初から
印刷されています。表題でEUR仕様と記載していますが、国内寒冷地仕様の部品を
使用しています(^^)。表現を変えるだけで、なんだか雰囲気も違って感じませんか?



部品の能書きを少々・・・、左:寒冷地仕様/右:標準仕様テールです。    
寒冷地仕様は上側のランプは装着されておらず下側(リアフォグ)のみ点灯可能で
標準仕様はLEDに対して、寒冷地仕様は21Wバルブが装着されています。    
このテールはEURと共通品番となります。                  



リヤフォグスイッチはディマ-スイッチに内臓されていて、標準仕様のフロント
フォグの上にスイッチが1つ増えます。この絵を見てお分かりいただけるように
点灯条件はフロントフォグ点灯後でないとリヤフォグは点灯しません。この部分
まではEUR仕様右ハンドルと共通ですが、左側のスイッチ部分(写真では写って
いません)は国内仕様には油膜取り機能がありますがEUR仕様にはありません。



  交換した部品は以下です。


  ・ネットワークゲートウェィコンピュータ
      品番:89100-50G00(国内C-F 寒冷地専用品番)
      品名:ネットワークゲートウェイコンピュータ
      参考価格:30,600円(価格変動の可能性あり)  
     ※主な機能
      ディマ-スイッチからのリヤフォグ信号をメーターディスプレーと
      リヤジャンクションブロックに出力。 
      ネットワークゲートウェィコンピュータは、それぞれの仕様により
      28種類に品番が別れていますのでご注意ください。

  ・国内寒冷地仕様ディマ-スイッチ
      品番:84310-50580
      品名:ターンシグナルスイッチASSY
      参考価格:15,200円(価格変動の可能性あり)
     ※主な機能
      リヤフォグのスイッチON信号をネットワーク
      ゲートウェィコンピュータに出力。

  ・リヤフォグランプASSY左右
      品番:81580-50140
      品名:リヤランプASSY RH
      参考価格:12,000円(価格変動の可能性あり)
      品番:81590-50140
      品名:リヤランプASSY LH
      参考価格:12,000円(価格変動の可能性あり)
     ※主な機能
      ご存じリヤフォグランプです。





交換作業にC.S_Oさんと一緒に作業す進めていきました。ディマ-スイッチの交換は、外す部品が多くて辿り着くのが大変でした。





ディマ-スイッチの全体比較です。
リヤフォグスイッチの有無だけで見た目はそっくり(当然ですが・・・)





メインのネットワークゲートウェィコンピュータの取り替えです。これも簡単に外せそうで、以外と交換が大変な場所に設置されていました。





赤丸部分が司令塔のネットワークゲートウェィコンピュータです。10系ならアナログ的に配線増やして対応していましたが、多重通信はここを変え必要部品をそれように交換すれば、あら不思議リアフォグに対応できるようになってしまんですよね。

取付けレポートを読んで??と思われた方多いのでは、そう言う私も??中の一人なんです(苦笑)
今回既存ハ-ネスを変更す事なく、コンピューターと該当部品を交換するだけでリヤフォグランプが
実現したのか、C.S_Oさんの解説をご参照ください。

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「多重通信って?」


通称CAN-BUSとは、Control Area Network-Busの略で、ヨーロッパではCAN-DATA-BUSとも言い
軽量化や簡素化に伴うコストダウンが急速に進む最近の車両には不可欠なシステムです。


従来、操作とアクション(結果)は1対1の関係でしたが、装備などが増えて制御が複雑になった現代の
車両では、1対1の関係だけでシステムを構成すると、配線の本数が膨大化してしまい、車の中身が配線
だらけになってしまいます。そこでCAN-BUS制御による、1対1の関係から→複(多)対複(多)の関係での
システム構成が必用となるのです。


複対複の関係を簡単に言うと、送る側は、複数の指令を一度に連続して送り、受ける側で必用とする指令
のみを受信し実行すると言う仕組みです。複対複の個々の信号は、重複しない決められたアドレスで管理
されておりインターネットでWWWが当たり前のように繋がるのと同じ理屈です。


今回施工のリヤフォグでは、コンビネーションスイッチのリヤフォグスイッチをオンにすると、スイッチ
根元にあるコンビスイッチECUが、ライトスイッチやディマースイッチ、フロントフォグスイッチなどの
他の信号と合わせて、複対複の指令で通信を開始します。
システムの中枢となる「MPXネットワークボディーECU」が、複対複の指令の中からリヤフォグの指令を
読み取り「MPXネットワークジャンクションECU」に、そのの指令を複対複で送ります。
指令を受けたMPXネットワークジャンクションECUは、複対複の指令の中から指示通りにリヤフォグを点
灯させて、同時に補足事項として「ネットワークゲートウェイECU」に複対複の指令で、リヤフォグ点灯
の結果を伝えます。
最後に、ネットワークゲートウェイECUは、受け取った指令を元にコンビメーターECUと通信して、リヤ
フォグインジケーターを点灯させると言う訳です。

                                         by C.S_O      

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なるほど、簡潔にて分かりやすい解説、しかもセルシオの解説書や修理書にも載っていないので貴重です。
C.S_Oさんありがとうございます。mitsuakiの取付けレポートより100倍値打ちがあります。
この解説を元にもう一度このページの取付けレポートを最初からご覧いただくと、リヤフォグシステムを
よく内容が理解出来ると思います(^^)

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比較画像


リヤフォグ点灯無し



リヤフォグ点灯








USテールとリヤフォグ本来ありえない不思議な組み合わせですが、意外とカッコ良いです。
リヤフォグは後ろから見ていて、光軸に入るとやはり眩しいのがよくわかります。30系後期はLEDテールですがその中でバルブで光る部分があるのがなんともマニアックな感じで好きです。また標準仕様の車であっても霧が発生している高速道路の走行時等は本来の危険予防の装置として威力を発揮するので、ファッション性と機能性を両立させた部品ではと思います。



●作業時間:40分間位 C.S_Oさんと一緒に取付け


●取付け難易度:★☆☆  ●満足度:


●コメント

30後期購入前からここはこの仕様に変更しようと考えていたので、装着した時は嬉しかったです。
LEDテールが見なれている所為か、このテールに取り替えて後方より自身の車両を見た時は30系後期の
見なれた後ろ姿ではなかったので、不思議な感覚でした。
普段は点灯させる事はありませんが、あって不便な装備ではないので満足しています。





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